7月の「只見旅行」と「神戸の事件を考える町内会」を終えて

           21世紀のライフスタイルを考える特別委員会委員長 梶原光恵        「只見旅行」          7/20〜21只見の旅行では、地元渡辺恒三後援会と 討論し喧々諤々だった。被害者意識が強すぎて公共 事業を減らし、自立しようという気が更々ない。出 発前に日本経済新聞の一面記事がタイミング良く奥 只見の公共事業を取り上げていたが、仲を取り持つ つもりの私でさえ、思わず「そうじゃない!」と大 きな声を張り上げてしまった。           農業の復興や都会人との交流など、私の予想して いた話がなかなかできない。あとから、吉津さんに この町の7割が土建屋さんと聞き、納得してしまっ た。ゴルフ帰りというのもイメージと違った。    さらに福岡県の山村出身という江崎さんや、秋田 県の9人しかいない分校出身の西田さんの話しを聞 いて、都会から只見にやって来た我々の大半が地方 出身者である事に気づいた。            東京生まれは16人中2人だけ。まさに田畑は長 男に譲って次男・三男は身一つで東京に出て来たの だ。戦前と違い、農民はみな自作農で家作をもって いる。逆に東京に出て来た次男・三男はサラリーマ ンという名の小作農である。なかなか家を持つのも 難しい。江崎さんは言った、「現代の農民はサラリ ーマンだ!」と。                                        帰京後、吉津さんに礼状を出し、一年後と言わず 恒志会の方に、東京に出て来て頂ければ、いつでも 『平成維新を実現する都民の会』として受けて立ち ます、と書いておきました。その時は皆さんよろし くお願い致します。                                       それとは別に、会の旅行としては実に楽しく、横 浜市の松井さんからも「このように老若男女初めて 顔を合わせた人々が打ちとけ合って楽しめるものか と、久しぶりに普段忘れかけて居た大切なことを考 え直す機会にもなり、只見に於いては‥後略‥」と いうお手紙を頂きました。公共事業の見本のような “ホテル湯ら里”も露天風呂など快適だったし自然 も満喫できたし、味をしめて皆でまた秋に旅行しよ うと約束してます。                  「神戸の事件を考える町内会」      7/29「神戸の事件を考える町内会」を夏休みの特 番として赤坂区民センターで行いました。10代か ら70代まで13名が集まりお互いの悩みや経験を 通し理解し合おうと話し合いましたが、3時間で結 論がでるものではありません。           そのなかで高校3年の原君が「絵など主観的なも のに点数つけるなんておかしい」「親が子供を世間 の目で見たら、子供がくつろぐ家庭が無くなる」と 言ったのが印象的でした。私は神戸の事件を裁こう と思ったのではありません。社会で起きる事件はみ な、私たち全体の反映と思っているからです。    相続権争いで兄弟を殺すのも、振られたからと恋 人を殺すのも、幼児や精薄者に手をあげるのもみな 時代の価値観・同根から来ているのではないでしょ うか。少年Aは病気かもしれません。でもだとした ら病気にさせられたのです。少年院に入るまで両親 と会わないなど、普通の親子関係ではありません。 Aの両親も精神科の医者に診てもらう必要があると 思います。                    私が一番関心を持ったのは、実際に行動する時、 社会の影響を強く受けていると思われるからです。 先ず土師淳君の首が見つかった日、諌早湾のギロチ ンと呼ばれる水門が落とされた2〜3日後でした。 また彼が猫を解剖したり女の子がどうしたら死ぬの か試したりしたこの何年かは、“脳死”という新し い概念で社会がゆらいだ時期です。         毎日何げなくスイッッチをいれているテレビから 出る情報に、子供たちが如何に影響されているか心 するべきです。良いことも、悪いことも、子供はす ぐ真似をすると昔から言われています。私たち自身 がしっかりするしかないでしょう。獣医の資格もあ る澤井さんが当日言っていました。「阪神大震災の 影響もものすごくあると思う。死者の山を見たら変 わるよ」「医者は手術室に入ったら別人格になるん だ。でないと血を見るなんて出来ないよ」     21世紀の委員会ではまた『教育』を取り上げよ うと考えています。 9/26(金)・10/24 (金)ともに高田馬場リサイクル・センターで午後 6:30から検討会を行います。もし興味のある方 がおられましたら是非ご出席ください。